2007年09月20日

世界的貧困問題について

明後日はチャリティーコンサートでございまする。

今日はその告知…

ではなくて、その意図について書きたいと思います。


今世界中で貧困が原因で命を落とす人々が年間で1044万人、計算すると「3秒に1人」亡くなっているという現状です。そのほとんどが5才未満のこどもです。子どもが命を落とす原因はさまざまですが、その多くは栄養失調による病気などとされています。

先進国には、所得の再分配という仕組みがあり、お金をたくさん稼いでいる人から税金をとって、所得の少ない人たちの生活をサポートするためにお金を使う、生活保護と呼ばれる制度があります。

しかし、貧しい国になればなるほど、国全体の収入が少ない上に、国内の所得格差が極端に広がり、このような機能がうまくいかなくなっています。例えばアフリカでは、地域・民族紛争の多発、エイズなどの感染症の蔓延、自然環境の悪化等で、国としての基盤が揺らいでいます。そのため、ますます、生活保護機能、「人間の安全保障」機能が働かない悪循環にはまるのです。

世界の人口問題は深刻な状況になっています。人口が多いから貧困になるのではなく、貧しいからたくさん子どもを生まざるを得ない、と言う現状。極端に貧しく、食料も少なく、また医療にも手が届かないということは、生まれた子どもがすべて生き残る保証が何もない状態であり、たくさん生んでおくことで何とか子孫を残そうという行動を社会集団レベルで生みます。また、基礎的な教育を受けることが許されなければ、少ない子どもにしっかりと教育を受けさせる、という選択肢はなくなり、なるべく多くの労働力を確保するために子どもを作る、という選択肢の方が現実性を持ってしまいます。

もはやこんな状況になってしまった現状において、貧困を解決する為に、世界的大富豪とされるビル・ゲイツ氏が全財産を貧困問題の為に募金をしても、根本的な解決にはならないでしょう。

このチャリティーコンサートにおいて、少しでも世界的な貧困問題の現状に意識を向けて頂くきっかけになればうれしく思います。(参考文献:ほっとけない世界のまずしさ)

ほっとけない 世界のまずしさ
posted by ケーショー at 23:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記